将来を見据えた家づくり 2026.08.28
大雨の翌朝、子どもたちが床下へ|氷見市の浸水被害で分かった「家を守る10cm」のその後
NO.1209
昨日のブログでお伝えした
大雨による被害が大きかった氷見市の
オーナー様宅のお話は読んでいただけましたか?
記録的な大雨によって
玄関の階段は
二段目と三段目の間まで水に浸かり
あと少し水位が上がっていたら
そう思うと
今でもゾッとします。
昨日は
「暮匠の基礎が一般的な住宅より
10cmほど高かったことで
結果的に家の中への浸水を免れた」
というお話を書きました。
じつは話には
まだ続きがあるのです!
きょうは、そんなお話です。

ブログを書いているのは
富山県砺波市の工務店
株式会社暮匠(くらしょう)です。
自然素材の家でありながら
許容応力度計算による
「耐震等級3を標準仕様」とし
あなたと家族の
命を守る家づくりをしています!
バカがつくほど構造と性能にこだわる社長の
姉さん女房こと小橋博美が
365日ぶっ続けで書いています![]()
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もともと強い家づくりを
心掛けてきたワタシたちですが
能登半島地震の倒壊の惨状を
現地で自分の目で確認したときに
家のつくり方次第で
こんなにも人の命を左右するのだと
あらためて痛感しました。
いま住んでいる家で
これから建てる家で
また大きな地震が来た時に
ひとりでも多くの人が
命を落とさぬよう
家づくりを考える人が
間違った道に進まぬよう
正しい道しるべでありたい。
そんな想いで
毎日投稿しています!(●’◡’●)

> 2026.8.28
前置きになりますが
写真は全てオーナー様が撮られたもので
「ぜひ、使ってたくさんの人に
現状を知ってもらってください!」
そんな有難いお声から
使わせていただいております。

ここまで水位が迫った
氷見市のオーナー様宅でしたが
幸いにも夜には水が引いて
庭を歩けるようにまでなりました。

お子さんたちも
随分と怖い思いをしたでしょうから
こうやって庭を歩けるようになった時は
さぞかし安心したことでしょうね!
> 水が引いて分かった「本当の水位」
大雨が過ぎ、水も引いた今朝
オーナー様が
家のまわりを確認してくださると
基礎の表面には
くっきりと跡が残っていました。

ほんまにギリギリでしたね~!
オーナー様にお願いして
実際にメジャーを当てて測ってもらいました。
何と!ピッタリ10cm!

思わず「うそやろ?!マジか!」
と、叫んだほどの数字でした。
昨日も書きましたが
ワタシたち暮匠では
床下の点検やメンテナンスがしやすいように
一般的な住宅より基礎を10cmほど高くしています。
大雨対策として始めたことではありません。
ところが今回、
その「たった10cm」が
水が床下へ入るか入らないかの
まさに境目になったわけです!
さらに写真を見ると
エアコンの室外機もギリギリ!!!

こちらも浸水を免れていて
本当に良かったです。o(* ̄︶ ̄*)o
心配なく、すぐに使えますからね~
昨日も言いましたが
「基礎を10cm高くすれば水害に遭わない」
という話ではありません。
今回より水位が高ければ
当然、浸水していた可能性があります。
それでも今回は
家づくりのほんのわずかな違いが、
いざという時に大きな違いになる。
それが実証されたのです。
> 一夜明けて子どもたちが床下へ
そして今朝。
オーナー様から届いた写真を見て
ワタシは思わず笑ってしまいました!ヾ(≧▽≦*)o
なんとまぁ~
子どもたちが床下に入っている!

遊んでいるわけではありませんよ!
「床下に水が入っていないか?」
自分たちで確認してくれていたんです。
あ、そこのアナタ…
「子供に何が分かるんよ!」
そう思っちゃいました?
じつは、この子たち・・・
社長が床下点検をおこなう時に
いつも一緒に床下へ入ってきます。
社長がライトを照らしながら
点検している姿を
ずっと横で見てきた子どもたちです。
どこを見ているのか?
何を確認しているのか?
そう思いながら見ていたのでしょう。
写真を送ってくれながらの
ママのコメントに笑えましたの!

家づくりをしているワタシたちにとって
こんなに嬉しいことはありません。
自分たちが暮らしている家を
自分たちで気にかける。
しかも、子供のうちから!
小さな頃からそんな経験をしていることは
もしかすると家を長く大切にすることにも
つながっていくのかもしれませんね。
> 雨水の侵入は一切なし!
こちらもオーナー様からの写真です。


ご覧のとおり
雨水の侵入は
一切ありませんでした。
それにしても
写真もワタシが欲しいのを
よ~く分かってらっしゃるわぁ~
いつもブログを読んでくださっているので
さすが学習してらっしゃいます!

子どもたちが確認してくれたあと
ちょうど氷見のお客様のところへ
来春からの新築着工に向けての
現場確認に出向いていた社長が
オーナー様宅へも駆けつけ
あらためて床下を点検しました。
社長が見ても
床下への雨水の侵入は
一切ありませんでした。
子ども達、完璧でした!ヾ(≧▽≦*)o
それにしても
あれだけ家のまわりが水に浸かり
基礎には
はっきり水位の跡が残っている。
それなのに床下は
いつもと変わらない状態に
実際に自分たちの目で確認できて
本当にホッとしました。
ただ、今回の経験で
あらためて思ったことがあります。
家は建てて
終わってはいけない!
ということです。
当たり前のように
ワタシたちは思っていますが
まわりの人に聞いていると
定期点検すらしてもらっていない人が
意外と多いのです。
これは同業者の皆さんに
声を大にして言いたいですね!
家は建てて
終わってはいけない!
災害があったとき。
地震があったとき。
何か「いつもと違うこと」があったとき。
この家で暮らしているかぎり
一緒に家を見ていてくれる人がいるから
安心して暮らしていける
そう思ってもらうのが
ワタシたち工務店の
大切な仕事なのだと思うのです。
> この家を暮匠で建ててよかった!

そう言ってもらえるのは
ワタシたちにとって
そんな嬉しいことはありません。
今回も
こんなコトがあった時だからこそ
分かってもらえたんだと思うのです。
昨日の記事では
「家は、雨や水から家族を守れるのか?」
という話題に触れましたが
その答えを今回は
オーナー様宅から少しだけ
教えてもらったような気がします。
家族を守るのは
特別な設備ばかりではありません。
今回のように
つくり手と住まい手が
一緒になって家を見守っていくこと。
その積み重ねが
「命を守る家」につながっていく。
キラキラした目で
床下をのぞき込む子どもたちの姿を見ながら
「この子たちが大人になるまで
この家をちゃんと守っていかんなんなぁ~」
そんなことを思った
氷見大洪水の翌朝でした。
オーナー様におかれましては
率先して写真を提供していただき
本当にありがとうございました。
これから家づくりを考える人には
とても参考になったと思います。
基礎のお話など
気になることがありましたら
何でも聞いてくださいネ!
社長が分かりやすく説明します。
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それでは今日は、これでオシマイ!
また、あした~ ヾ( ̄▽ ̄)


