ブログ失敗しない家づくり 2026.06.09

京都の神社がお札の無料配布を中止した理由|家づくりにも必要な「信頼関係」とは

NO.1130

京都の粟田神社で
地域の人たちへ無料で頒布していたお札が
なんとメルカリで転売されていたそうです。

その結果
神社は長年続けてきた無料頒布を取りやめ
有料での頒布へ変更するという
苦渋の決断を下されたというのです。

神社の方にとっては
本当に残念な出来事だったと思います。

出品する人もする人ですが
買う人も買う人だと思います。

そんな経路のお札で
ご加護があると思うのでしょうか?

きょうは、そんなお話からです。

 

 

ブログを書いているのは

富山県砺波市の工務店
株式会社暮匠(くらしょう)です。

自然素材の家でありながら
許容応力度計算による
「耐震等級3を標準仕様」とし

あなたと家族の
命を守る家づくりをしています!

バカがつくほど構造と性能にこだわる社長の
姉さん女房こと小橋博美が

365日ぶっ続けで書いています気づき照れ

 

 

もともと強い家づくりを
心掛けてきたワタシたちですが

能登半島地震の倒壊の惨状を
現地で自分の目で確認したときに

家のつくり方次第で
こんなにも人の命を左右するのだと
あらためて痛感しました。

いま住んでいる家で

これから建てる家で

また大きな地震が来た時に
ひとりでも多くの人が
命を落とさぬよう

家づくりを考える人が
間違った道に進まぬよう

正しい道しるべでありたい。

そんな想いで
毎日投稿しています!(●’◡’●)

 

 

 

> 2026.6.9

こんなコトって本当にあるんですね…

 

神社がお札を無料で配っていたのは
ただただ地域の人たちの幸せや安全を願い
「どうぞ受け取ってください」という
善意の気持が全てだったと思うのです。

ただ

そこには
受け取った人が大切にしてくれる
という信頼があったからだとも思います。

だからこそ無料で続けてこられたのに
本当に残念な出来事でした。

世の中にはこのように
善意を前提として
成り立っている仕組み
意外とたくさんあると思いませんか?

実は、ワタシたち工務店の仕事にも
善意を前提として成り立っている仕組みが
あるのです。

> 無料のプランや見積もりの裏側

家づくりを考え始めると
多くの方がまず住宅会社に相談されます。

ほとんどは

「プランを作ってください」

「見積もりをお願いします」

「土地を見てほしいです」

というご依頼になるわけですが
多くの場合、それらは無料です。

でも、無料だからといって
簡単にできるわけではありません。

プランを考えるためには
お客様の希望などのお話を聞き
暮らし方を想像しながら間取りを考えます。

見積もりを作るためには
図面を見ながら細かな数量を拾い出し
材料や工事費を確認しなければなりません。

現地調査も
ただ見に行くだけではありません。

周辺環境や日当たり
道路状況など様々なことを確認します。

そこには多くの時間と
労力がかかっているわけです。

それでも無料で行うのは
「家づくりのお役に立ちたい」という
純粋な気持ちがあるからです。

そして何より
お客様との信頼関係を大切にしたいからです。

ワタシたちがお客様を信頼して
お客様もワタシたちのコトを
信頼してくださる。

それを願っての「無料」なのです。

言わば、今回の粟田神社の
無料のお札と理屈的には同じです。

> 信頼が失われると仕組みは続かない

ところが

もし作成したプランが
他社への値引き交渉の材料として使われたり
設計のアイデアだけを持ち帰るために
依頼されることが続いたらどうなるでしょう。

もちろん

住宅会社を比較検討すること自体は
決して悪いことではありませんし
当たり前のことだと思います。

家は大きな買い物ですから
慎重になるのは当然です。

しかし

お互いの信頼がなくなってしまうと
善意で続けていたサービスは
維持できなくなるのも
分かっていただけるのではないでしょうか。

実際に業界全体を見ると
プラン作成を有料化していたり
契約後に初めてプランを作成する会社も
増えてきているようです。

ブログ仲間の先輩の会社では
初回相談そのものを有料にしています。

だからこそ
真剣なお客様しか来ないとも
言っておられましたね~

ここで勘違いしてほしくないのは

それは決して意地悪をしているわけではなく
真剣に家づくりに向き合うための
勇気ある仕組みなのだと思います。

今回の神社のニュースも同じです。

本当は無料で続けたかったはずです。

でも、一部の人の心無い行動によって
その仕組みを守れなくなってしまったのです。

これは神社や工務店だけの問題ではなく
ワタシたちの身近なところでも
意外と多いと思いますよ!

そうですね~

スーパーに設置してある
無料のナイロン袋もそうですよね?

あの善意で置いてくれている袋を
トイレットペーパーのようにクルクルと
持ち帰るオバサンの姿

一度や二度は見たことありませんか?

あんな人が増えてしまうと
せっかくの善意のナイロン袋も
おそらく撤去されるでしょうね!

> 家づくりは信頼から始まる

もはや高性能住宅は
当たり前の時代になってきています。

そんな中で
家づくりで一番大切なのは
信頼関係だと思っています。

どんなに性能の良い家でも
どんなに素敵なデザインでも
お互いの信頼がなければ
安心して家づくりを進めることはできません。

お互いの信頼というのは
お客様は住宅会社を信頼し
住宅会社もお客様を信頼する
というコトです。

本来は当たり前のコトなのですが
SNSを見ていると
信頼のカケラも無い投稿であふれています。

お客様は図面を公開し
不特定多数の人にアドバイスをもらう

現場の写真をあげて
「これは大丈夫か?」
「これはコレで良いのか?」
「これって普通なのか?」
不特定多数の人に問いかける。

もしこれがワタシたちのお客様なら
両手をついてお断りするでしょう。

はい、信用されてませんからね!

おそらくああいう人たちは
良い家づくりにはならないでしょうし
楽しい家づくりにもならないでしょう。

逆に・・・

お互いに信頼できる関係であれば
打ち合わせも楽しくなりますし
心配事や困ったことがあっても
一緒に解決していくことができます。

いつも言いますが

「この人たちと一緒に家を建てたい」
そう思える関係がとても大切なのです。

 

今回の粟田神社のお札転売問題は
単なる今どきのニュースにも見えますが

しかし、その背景にあるのは
「善意」と「信頼」の深い問題です。

善意だけで続いている仕組みは
信頼があってこそ成り立ちます。

そして

その信頼が失われると
残念ながら仕組みそのものを
変えなければならなくなります。

ワタシたち工務店の仕事も同じです。

無料の相談やプラン作成の裏側には
多くの人の時間と
役に立ちたいという想いがあります。

これから家づくりを考える人には
そこのところを少しだけでも
分かっていただけたら嬉しいです。

今回のニュースを読みながら
当たり前だけれど大切なことを
改めて考えさせられました。

 

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それでは

今日は、これでオシマイ!

また、あした~ ヾ( ̄▽ ̄)

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