失敗しない家づくり 2026.07.16
ZEHなのに二階が暑い?新築住宅が夏に暑くなる理由
NO.1167
「新築なのに二階が暑い!」
「ZEHの家なのに、二階が暑い!」
全国的に暑くなってきたせいか
最近SNSでこんな投稿をよく見かけます。
このような投稿を見ると
「少し勘違いされているのかな?」と
正直いうと思ってしまうのです。
新築だからといって
必ず涼しいわけではありませんし
ZEHだからといって
必ずしも「ものすごく高断熱な家
というわけでもありません。
きょうは、そんなお話からです。

ブログを書いているのは
富山県砺波市の工務店
株式会社暮匠(くらしょう)です。
自然素材の家でありながら
許容応力度計算による
「耐震等級3を標準仕様」とし
あなたと家族の
命を守る家づくりをしています!
バカがつくほど構造と性能にこだわる社長の
姉さん女房こと小橋博美が
365日ぶっ続けで書いています![]()
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もともと強い家づくりを
心掛けてきたワタシたちですが
能登半島地震の倒壊の惨状を
現地で自分の目で確認したときに
家のつくり方次第で
こんなにも人の命を左右するのだと
あらためて痛感しました。
いま住んでいる家で
これから建てる家で
また大きな地震が来た時に
ひとりでも多くの人が
命を落とさぬよう
家づくりを考える人が
間違った道に進まぬよう
正しい道しるべでありたい。
そんな想いで
毎日投稿しています!(●’◡’●)

> 2026.7.16
暑くなったとは言え
これからが本番ですよネ~
それでも
すでに連日30℃越えですから
先が思いやられますね…ヾ(≧▽≦*)o
そんな中での目にした投稿に
何とも切ないと言いますか
なぜならきっと
「大丈夫ですよ!」と
太鼓判を押されたんだろうな~
そう思ってしまうわけです。
だからカン違いがおきるんでしょうね!
> 新築だから涼しいとは限らない
「新築」と聞くと
何となく性能の高い家を
イメージする方も多いと思います。
けれども新築というのは
あくまで「新しく建てた家」という意味です。
断熱性能がどのくらいあるのか?
気密性能はどうなのか?
窓から入る日射をどう防ぐのか?
屋根から伝わる熱をどのように抑えるのか?
そして
涼しい空気や暖かい空気を
家の中にどう行き渡らせるのか?
こうしたことは
新築かどうかとは別の話です。
新しく建てられた家でも
断熱性能がそれほど高くなければ
夏には暑くなるし冬も暖かさに欠けます。
特に二階は屋根に近い分だけ
外からの熱の影響を受けやすい場所です。
そのため
夏になると一階はそれほど暑くないのに
二階だけが暑いことも起こるわけです。
> ZEHだから涼しいとは限らない
家づくりに興味がある人なら
「ZEH(ゼッチ)」という言葉も
耳にしたことがあると思います。
ZEHとは
住宅の断熱性能を高め
省エネ設備などを使ってエネルギー消費を減らし
太陽光発電などによってエネルギーをつくることで
住宅で使うエネルギーの収支を
ゼロに近づける考え方です。
とても大切な考え方ですし
国としても取り組んでいます。
ただ・・・
ZEH=ものすごく高断熱な家
というわけではありません。

ワタシたちが住む富山県では
ZEHの基準を満たす断熱性能が
断熱等級5程度になるんですね…
もちろん
断熱等級5が性能の低い家
という意味ではありませんが
暮匠が標準仕様として目指している
断熱等級7とは
断熱性能に大きな違いがあります。
そのため
「ZEHなのに二階が暑い!」
ということが
必ずしも不思議なこととは限らないのです。
> 夏の快適さは断熱性能だけで決まらない
もちろん断熱性能が高ければ
それだけで夏も涼しくなるというわけでは
決してありませんよ!
夏の快適さには
いくつもの要素が関係しています。
例えば、窓から入る日射です。
夏の強い太陽の光が
容赦なく大きな窓から室内に入れば
当然、室温は上がります!
屋根から伝わる熱もあります。
これに関しては
誰しも経験があるのではないでしょうか?
朝から昼にかけて段々と
屋根の上からジリジリと熱気が
下がってくるのを感じたことはありませんか?
仕事が終わって帰宅すると
階段を上がるたびに暑さで息が詰まる
そんな経験はありませんか?
そして
せっかく冷房をしても
冷たい空気が一階にとどまり
二階までうまく届かなければ
そりゃ~二階は暑くなるわけです!
そもそも冷気は
下にさがる特性がありますから
二階に上げるには無理があります。
ですから
「断熱材をたくさん入れれば大丈夫」
「ZEHだから大丈夫」
そうではないのです。
断熱性能や気密性能
窓、日射遮蔽、空調計画
そして家全体の空気の流れを
まとめて考えることが大切です。
> エアコン一台で快適に暮らせる家
ワタシたち暮匠では
断熱等級7を目指すだけではなく
床下エアコンと小屋裏エアコンを使った
全館空調計画にも取り組んでいます。
一階だけが涼しい。
リビングだけが涼しい。
エアコンのある部屋だけが涼しい。
それでは
家全体が快適とは言えません。
35℃を超える暑い夏の日に
二階の寝室へ行ったときでも
「二階も涼しいね~」と感じ
ぐっすり眠ってもらいたいのです。
家の中の各部屋の温度差を
できるだけ小さくすることは
高性能住宅の大切な役割だと考えています。


そんな投稿を見かけると
いかに「新築」や「ZEH」という言葉だけで
夏の快適さが叶う家だと
勘違いしている人が多いかが分かります。
ただ・・・
これはお客様の責任だけではないと
ワタシは思うのです。
どのくらいの断熱性能で
どの程度の快適さが叶うのか?
お客様が求める快適さには
どの程度の性能にする必要があるのか?
そのためには
どんな材料を使い
どんな仕組みが必要なのか?
きちんと説明をして
提案するのが住宅会社の仕事です。
それを簡単に「大丈夫」と
安心させる住宅会社が悪いのです。
もちろん
予算に収めることも大事ですから
価格を下げた提案を
されることも多いでしょう。
ただ、ココでです!
価格を下げることによって
快適に暮らせないことを
きちんと説明をしてもらるのか?
「この程度であれば大丈夫です!」と
無責任な安心感を投げかけられるのか?
これによって
お客様の住み始めてからの体感が
大きく変わるのです。
価格を下げることによって
快適に暮らせないことを
きちんと説明をしてもらっていれば
「仕方ないよネ…」と
現実を受け入れられるでしょう。
逆に
「この程度であれば大丈夫です!」と
安心させられていたら・・・


と、期待を裏切られたという
絶望感が生まれてしまうのです。
そう、可哀そうなんです。
まだまだ温暖化が進むこれからに
家づくりを考えるアナタには
夏の暑さに対してこの家は
どのように考えられているのか?
ソコは慎重に考えてほしいと思います。
どんなに暑い夏も
家の中では家族が快適に過ごせる。
朝までぐっすりと眠れる。
そんな住まいをつくるためには
家の性能と空調計画を
最初から一緒に考えることが大切なのです。
せっかく建てるなら
そんな家をとワタシたちも思っています。
床下エアコンと小屋裏エアコンで
夏も冬も快適に暮らせる
そんな仕組みを知りたい方は
遠慮なく社長に聞いてくださいネ!
張り切って説明しますよ!
家づくりのご相談は
24時間受け付けております。
お気軽にお声掛けください!
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それでは今日は、これでオシマイ!
また、あした~ ヾ( ̄▽ ̄)


