
2025.09.09
桂離宮の「雨どい」に想うコト。
NO.876
社員旅行で
京都の桂離宮を訪れてきました。
日本建築の粋を集めたようなこの場所には
見どころが数えきれないほどありました。
そんな中で
きのうは「笑意軒」という茶亭から
「余白と遊び心」と題してご紹介しましたが
もうひとつ感心したのは
建物を守るための「雨どい」でした。
きょうは、そんなお話です![]()
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初めましての方は
きのうのブログも読んでみてくださいネ!
ブログを書いているのは
富山県砺波市の工務店
株式会社暮匠(くらしょう)です。
自然素材の家でありながら
許容応力度計算による
「耐震等級3を標準仕様」とし
あなたと家族の
命を守る家づくりをしています!
そんなバカがつくほど
構造と性能にこだわる社長の
姉さん女房こと小橋博美が
365日ぶっ続けで書いています![]()
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能登半島地震の倒壊の惨状を
現地で自分の目で確認したときに
家のつくり方次第で
人の命を左右するということを
気づかされました。
いま住んでいる家で
これから建てる家で
また大きな地震が来た時に
ひとりでも多くの人が
命を落とさぬよう
家づくりを考える人が
間違った道に進まぬよう
正しい道しるべでありたい。
そんな想いで
毎日投稿しています![]()
2025年9月9日号
それでは今日も
いってみよう!
きょうも桂離宮の
「笑意軒」という
茶亭からになりますが
感心して見入ってしまったのは
「雨どい」でした。
よく見ると・・・
その雨どいは竹でできていました。
しかも
建物と庭の景観を壊さないよう
上品に
まるで自然の一部であるかのように
工夫して設置されていたのです![]()
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昔の人の感性と知恵って
本当にすごいですよね~![]()
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自然の竹を用いながら
しっかりと雨水を逃がし
建物を守るという機能を
きちんと果たしているんですから!
それでいて
見た目も美しい![]()
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雨どいには「家を守る」ための大切な役目がある!
この美しい竹の雨どいを見ながら
なんとも言えない…
ちょっと
悲しい気持ちにもなったんです。
というのも・・・
最近の家づくりでは
「見た目を
スッキリさせたいから」
そんな理由で
「雨どいをあえて付けない」
そんな家があったらヤダな〜
確かにシンプルで
スタイリッシュですからね…
そんなデザインにしたい気持ちは
わからないでもありません。
SNSで見るような
おしゃれな外観は確かに目を引きます。
でも・・・
雨どいって
見た目のために
削っていい設備じゃないんです![]()
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雨どいの役割は
屋根に降った雨水をきちんと排水し
外壁や基礎に
水が当たらないようにすること。
雨どいがなければ
雨は軒先から直接ボタボタと地面に落ちます。
その水が跳ね返って外壁を汚したり
コンクリートの基礎に
水分が染み込みやすくなったりする!
さらには
地面がえぐれて水たまりができたり
玄関先がぬかるんだりと
暮らしの快適さにも影響が出てくるのです![]()
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デザイン重視の落とし穴
とくに
ここ富山のような
雪や雨が多い地域では
雨どいの有無が
家の寿命を左右すると言っても
過言ではありません!
それなのに
「デザイン優先」で
雨どいが省かれてしまっている現実に
正直なところ疑問を感じます…![]()
本来の家は
「命を守る器」であるべきものです。
その器を
ただ「かっこいい」とか
「流行りのデザイン」だからと
選んでしまうのはどうなんでしょう?
住んだ後に
「こんなはずじゃなかった」と
後悔することもあるかもしれませんね![]()
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昔の人に学ぶ自然との共生…
桂離宮の随所で見られた
竹の雨どいを見て
ワタシはあらためて思いました。
昔の人は
自然と共に生きながら
家や人を守るための工夫を
重ねてきたんだなぁ~と。
ただの「デザイン」ではなく
「美しさと機能を両立させる知恵」が
美しいことに惹かれます。
だからこそ
start=”1101″>何百年も経った今でも
その建物が残り
ワタシたちを感動させてくれるんですよね![]()
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ワタシたちが手がける家づくりでも
もちろんデザインは大切にしています。
でも・・・
目に見えにくい部分…
たとえば雨どいや屋根の勾配
断熱や耐震など
「暮らしを守るための工夫」も
同じくらい大切にしています!
桂離宮の竹の雨どいのように
自然と調和しながら
ちゃんと役目を果たしてくれる。
そんな家づくりを
これからもお客様と一緒に
考えていきたいと思います![]()
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ご相談は24時間受け付けております!
お気軽にお声掛けくださいネ![]()
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それでは
今日はこれでオシマイ![]()
では、また明日![]()
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