株式会社 暮匠

性能について暮匠とは

性能について

30年後のスタンダードを今実現。日本最高ランクの住宅性能

この先30年後はどうなっているのだろう。
年々増え続ける災害、気候変動、光熱費の高騰など、今の生活が当たり前でない時代になっているかもしれません。
だからこそ、家の性能も「今まで」でははなく、常に「これからの未来」を見据えて進化していくことが大切だと考えています。
より高みを目指し、現時点で最高ランクの性能をお届けしたい。
高性能・高耐久の住まいを、自信を持ってお造りしています。

断熱等級7

お客さま希望
により
6へ
変更可能

UA

平均

0.25

C

実測値

0.1〜0.2

Q

設計時

1以下

耐震等級3

耐風等級2

断熱性能について ※標準仕様:断熱等級7

国内最高クラスのHEAT20 上位2プランに対応。
①HEAT20 G3・断熱等級7(UA値0.23をクリア)
②HEAT20 G2・断熱等級6(UA値0.34をクリア)
※お客様希望により変更可能

HEAT20とは?

住宅業界の専門家が集まり発足した団体「2020年を見据えた住宅の高断熱化技術開発委員会」が定める、住宅の断熱に関する新しい設計基準のこと。
より快適で住みやすく、地球にも優しい住宅を普及させることを目指しています。

HEAT20には、G1・G2・G3の3つの基準があり、G3が最高クラスです。
G1:断熱等級5以上(UA値0.48)/冬期間の最低体感温度:概ね10℃を下回らない
G2:断熱等級6(UA値0.34)/冬期間の最低体感温度:概ね13℃を下回らない
G3:断熱等級7(UA値0.23)/冬期間の最低体感温度:概ね15℃を下回らない

ちなみに、ZEHは断熱等級5(UA値0.6)なので、
いかにHEAT20の断熱性能が高いかが分かります。

気密性能について ※標準仕様:C値0.1~0.3

【気密とは?】

解りやすく表現すると、ダウンジャケットのファスナーの様な役割です。
どれだけ高級なダウンジャケット(断熱)でも、ファスナー(気密)がしっかり閉まらないと暖かさを保てないですよね。

身近な例を挙げるならば、お正月に田舎のおばあちゃんの家がとても寒かった思い出はありませんか?
ストーブをガンガンに焚き、人もたくさんいるのに、室内が一向に暖かくならない…。
この状態が、気密性能の低い(悪い)状態になります。

つまり、どれだけ高級で高性能な素材を使用して断熱性能を高めても、気密性が低ければ意味がなく、空気の対流によって熱がどんどん失われていってしまうのです。

家づくりにおいて、断熱性能にこだわる方は増えています。
しかしながら、「気密性能の大切さ」にも感心を持ってください。

暮匠では、中間と完成の2回の気密測定を必ず実施しています。
中間時測定では、気密性能「0.5㎠/㎡」のクリアが必須。
完成時測定では、気密性能「0.3㎠/㎡」クリアを目指しています。
過去物件における実測平均値は「0.2㎠/㎡」であり、お引渡し時に向けてよりレベルを上げる作業を心がけています。

気密測定とは? 気密測定とは?

【気密測定とは?】

気密測定とは?

専用の機器を用いて、住宅にどれだけ隙間があるのかを測定します。
建物の気密性を数値化したものを、一般的に「C値」と呼び、値が小さいほど高い気密性能を表します。
「C値」は、気密測定を行わなければ得られません。

限りなく「0」に近づけることが理想とされ、現時点では0.5を下回る数値の場合に高気密住宅とされます。
暮匠の家の平均的なC値は「約0.2㎠/㎡」。
これは、家中の壁や床の隙間を全部集めても、小さなガムの包み紙1枚分程度の隙間しかないということです。

気密測定とは?

暮匠では、各物件において必ず工事中に1回、完成時に1回、計2回の気密測定を行い、計測結果は、住宅の気密性能試験結果報告書にてお施主様にお伝えしています。
なお、気密測定に別途費用がかかる住宅会社もありますが、当社はお施主様に費用を請求せず自費で実施しております。

【なぜ、気密測定を2回実施するのか?】

その理由は、確かな性能をお客様にお届けするためです。

たとえ1回目の気密測定で隙間が見つかったとしても、正確な位置が特定でき、手直しをすることで気密性が向上します。
そして、お施主様が入居する前に2回目の気密測定を行い、最終的なC値が決定します。

建築基準法では、気密測定及びC値を表示する義務はありませんが、
暮匠は高気密・高断熱にこだわっているからこそ、全棟、必ず、気密測定を2回実施いたします。
施工精度の高さをもれなく表記し、お施主様にご安心いただくためにも、費用・工数を惜しみません。

【気密性が高い(C値が低い)メリット】

①省エネ効果
「気密性を高める=家全体の熱損失を少なくする」ことになります。
換気による熱損失がより設計時の計画に近づくので、暖房・冷房のエネルギー消費のムダを低減し、エコな暮らしに繋がります。
また、屋外の影響も受けにくいため、隙間風による室温変動を抑えて空調効率が向上します。

②快適性の向上
室内の気温や湿度が安定しやすく、隙間から漏れる音も抑制できます。
屋外の悪天候や騒音による被害を最小限に抑え、より快適な生活環境の中で暮らせます。

③耐久性の向上
結露(夏型・冬型)による躯体に与える影響を抑制し、住まいの耐久性が向上します。
建物の劣化や腐食が軽減され、建物の寿命が延び、中長期的にメンテナンスコストの削減が期待できます。

④空気清浄効果
隙間が存在すると、屋外からの汚染物質や花粉などが室内に浸入してきます。
気密性の高い住まいは、室内の空気が汚染されることを防ぎ、家族の健康を促進します。

耐震性能について

耐震性能について ※標準仕様:耐震等級3

耐震性能について

【耐震等級とは?】

建築基準法に基づいて定められている、地震に対する建物の耐性を示す指標です。
暮匠では、標準仕様で現時点での最高ランク「耐震等級3」を取得しています。

この時に注意したいのが、同じ「耐震等級3」でも、構造計算の方法によって性能の高さが異なるということです。
暮匠では、柱・梁・基礎まで建物すべての構成要素にかかる力を計算する、最も厳しい「許容応力度計算」で耐震等級を評価しています。
この過程では、基礎・床・屋根の強度だけでなく、構造材の強度や接合部の強度も考慮され、計算結果は資料として記録に残します。

耐震等級3のメリット

【耐震等級3のメリット】

①高い安全性
地震による災害時に優れた安全性を提供します。
お施主様の安全を確保するとともに、建物や家財の被害を最小限に抑えることができます。

②長期的な安心感
暮匠では、『30年後のスタンダード』を基準に高性能住宅を手がけています。
強い地震が発生する地域でも、長期的に安心して暮らすことができます。
※地震による倒壊・損傷がないことを保証するものではございません。

③持続性のある資産価値
高い耐震性能と安全性により、不動産の価値が持続します。
万が一の将来的な売却や賃貸の際にも、安心して取引が行われることが期待できます。

耐震等級3のメリット

地震などの自然災害から命と生活を守るために暮匠ができることは、「正しい設計」と「正しい施工」です。
毎日の暮らしにおいても、温度差の少ない快適な生活と、光熱費の削減によるエコな暮らしを叶える高性能な家づくりをご提案しています。
※間取りや窓の形状によっては、性能基準をクリアできない場合があります。その場合でも「耐震等級2」は取得。

耐風圧性能について ※標準仕様:耐風等級2

耐風圧性能について ※標準仕様:耐風等級2

耐風圧性能について ※標準仕様:耐風等級2

【耐風等級とは?】

建築基準法や建築規格などで定められている、建築物や構造物が風の力に対してどれだけ耐えられるかを示す指標です。
暮匠では、標準仕様で現時点での最高ランク「耐風等級2」を取得。

【耐風等級2のメリット】

①強風に対する安全性
風の影響を受けにくい構造のため、強風や台風などの自然災害に対して、建物やお施主様の安全が確保されます。

②耐久性の向上
強風による負荷に耐えうる設計をしているため、耐久性が高く、建物の寿命を延ばすことができます。

③快適な住環境の確保
風の音や建物の揺れを軽減し、快適な住環境を守ることができます。

LIXILスーパーウォール工法も対応可能

LIXILスーパーウォール工法も対応可能

LIXILスーパーウォール工法も対応可能

スーパーウォール工法とは、LIXILが提供する高気密・高断熱・高耐震構造の住まい。
高性能なスーパーウォールパネルと高断熱サッシ、計画換気システムにより、一年中、家族みんなが心地よく過ごせる、健康、快適、安心、安全な暮らしを実現します。

https://www.lixil.co.jp/lineup/construction_method/sw/

その他、暮匠ならではの取り組み その他、暮匠ならではの取り組み

その他

①基礎掃除
当社採用の換気システムは、1階床下~各居室~天井裏と、全ての空間の空気を対流させるので、可能な場所は徹底的に清掃し、防塵処理を行い、室内の空気環境に配慮しています。

その他、暮匠ならではの取り組み

②ボルトチェック
第三者機関の検査とは別に、自社による自主検査を実施。
構造金物・ボルトチェックを行う(点検済箇所を赤でマーク)ことで、他人任せではなく、自分たちの仕事に対する責任感の向上を目指しています。

その他、暮匠ならではの取り組み

③構造面材・床合板 釘チェック
耐力面材(壁・床)は、正しい施工(釘のピッチと打ち方)で正規の強度を発揮します。
釘の打ち方が疎かだと、家の強度は極端に低下してしまいます。
家の大きさにもよりますが、外周面だけでも1軒で打つ釘の数は約7,000本。
現場作業員の見落としをチェックし、
1.打ち込み過ぎ 2.打ち込み不足 3.ピッチの確認 を
自社にて検査・是正します。

暮匠では、「耐震等級3」を当たり前としています。
設計だけではなく、施工品質(正しい施工)が伴ってこその「耐震等級3」が大事なのです。
私たちは、高い施工品質で、お施主様が安心して暮らせる住まいをお造りしています。

④定期的な最新技術研修と技術の習得
日本の木造建築技術は、世界最高峰レベルです。
その伝統と技術は、世界中で高く評価されています。
しかし一方で、断熱性能に至っては先進国最低レベルであり、気密性能に至っては規準すら存在しません。
このような課題を克服し、日本の家づくりを世界に誇れるものにするために、暮匠は正確に、誠実に、進化を続けてまいります。
そのために、セミナー・勉強会等に参加して最新情報へのアップデートやさらなる技術の習得に努めています。

【例】
1) 松尾設計室・松尾和也先生の省エネハウスセミナーに参加
https://matsuosekkei.com/
2) M’s構造設計・佐藤実先生の構造塾 グループコンサル会員
https://www.ms-structure.co.jp/

地震や災害から命と生活を守るために暮匠ができることは、「正しい設計」と「正しい施工」です。
毎日の暮らしにおいても、温度差の少ない快適な生活と、光熱費の削減によるエコな暮らしを叶える高性能な家づくりをご提案しています。
※間取りや窓の形状によっては、性能基準をクリアできない場合があります。その場合でも耐震等級2は取得。