2025.09.08
桂離宮でみつけた「余白」と「遊び心」
NO.875
神戸から京都の社員旅行では
歴史と趣を感じる建築や
美しい庭をたくさん巡ってきましたが
なかでも印象的だったのが
「桂離宮」でしたね~![]()
日本建築の最高峰とも言われるこの場所には
現代の私たちの暮らしにも
ヒントを与えてくれる空間がたくさんあります。
その中でも特に心を奪われたのが
「笑意軒(しょういけん)」という
田舎風の茶亭でした。
きょうは、そんなお話からです![]()
ブログを書いているのは
富山県砺波市の工務店
株式会社暮匠(くらしょう)です。
自然素材の家でありながら
許容応力度計算による
「耐震等級3を標準仕様」とし
あなたと家族の
命を守る家づくりをしています!
そんなバカがつくほど
構造と性能にこだわる社長の
姉さん女房こと小橋博美が
365日ぶっ続けで書いています![]()
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能登半島地震の倒壊の惨状を
現地で自分の目で確認したときに
家のつくり方次第で
人の命を左右するということを
気づかされました。
いま住んでいる家で
これから建てる家で
また大きな地震が来た時に
ひとりでも多くの人が
命を落とさぬよう
家づくりを考える人が
間違った道に進まぬよう
正しい道しるべでありたい。
そんな想いで
毎日投稿しています![]()

2025年9月8日号
それでは今日も
>いってみよう!
こうやって
旅行の写真を振り返ってますと
学生時代の修学旅行を思い出しました。
たしか京都と奈良の
寺と神社ばかり巡ってたんですよ…
さぁ~帰ってきて
感想文を書こうと思ったら
どれがどれだか分からなくて
困ったもんですわ!
はっきり分かるのは
金閣寺と銀閣寺?![]()
それはさておき・・・
桂離宮の「笑意軒(しょういけん)」
名前からして
すでに魅力的ですよね~![]()
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笑いの意を込めた軒(いおり)と
いうのですから…
なんだか心に
余裕が生まれそうな響きですよね!
庭園の中にそっと佇む
その建物は
派手さはありませんが
どこか心をふっと軽くしてくれるような
優しい空気をまとっていました。
建物の下に
階段があるのが分かりますか?
小舟でいらしたお客様が
そこから上がられたそうですよ![]()
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粋ですよね~
下地で見え方が変わる六つの下地窓
笑意軒の縁側に立つと
パッと目を引くのが
腰高障子に並ぶ六つの丸窓![]()
すべて同じように見えますが
良く見ると
下地の組み合わせを
それぞれに違えてあるんです!
写真では伝わりにくいですよね…![]()
でも
中からのぞくと
下地の違いが影になって見えるので
ちょっと面白いんです。
並んでいるから
同じにしなくちゃならない
そんな固定概念からはなれて
遊び心を取り入れているのが
なるほどね!
って感心しながら
これと同じ感覚のオーナー様を
思い出しました![]()
errer”>
キッチンの人気モノである
ペンダントライト
分かりますか?
ぜんぶ種類が違うんです!
キッチンに人気の
ペンダントライトといえば
大抵は同じライトを並べるんですが
こちらのオーナー様は
あえて違ったライトを選ばれましたの![]()
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ワタシたちも目から鱗でした!
まさしく
笑意軒の六つの丸窓と
同じ感性ですよね~
家づくりに
ちょっと使えそうですよね?![]()
障子を開けた先がまるで「一枚の絵」に…
もうひとつ
笑意軒の魅力的な仕掛けは
「障子を開けた向こうが
額縁のように見える」設計です。
これは「借景」と呼ばれる
日本の伝統的な手法で
自然の景色をそのまま
家の一部に取り込む考え方です。
意図的に景色を切り取ることで
日常の中に芸術を感じる瞬間が
生まれるわけです![]()
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キレイですよね~![]()
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家づくりでも
「どこに窓をつけるか」で
自然とのかかわり方や
窓からの美意識は大きく変わります。
ただ外を見るだけでなく
「どう見えるか?」
「どこを見せたいか?」
それを意識することで
暮らしはもっと豊かになりますよね![]()
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一般住宅で
こんな大胆な「借景」を
取り入れるのは難しいですが
立地条件によっては
小窓で「借景」を楽しんでらっしゃる
a-start=”989″>オーナー様も少なくありません。
こうやって見ると
何となくで窓をつけるのは
もったいない気がしますよね![]()
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襖と天井に感じる自然素材のぬくもり
笑意軒の室内をみると・・・
襖や天井に使われている
素材の美しさが目にとまります。
和紙の柔らかさや
歴史を感じる木の肌感
そして
何といっても控えめな色合い。
現代の住宅でも
自然素材は人気ですが
こうした本物の質感は
やっぱり心に奥深く響きますね![]()
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ワタシたち暮匠も
自然素材にはこだわって
家づくりをしていますが
あらためて
見た目のデザインだけではなく
空気感や肌ざわり
そして
五感で感じる心地よさを
大切にしていきたいと思いました![]()
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「余白」と「遊び心」がある 暮らしを…
笑意軒を見ていて感じたのは
「余白のある設計」がもたらす
豊かさといった感じでしょうか…。
何かを詰め込むのではなく
あえて空間を残す。
必要以上に飾らず見せすぎず
data-end=”1464″ data-start=”1353″>でも・・・
確かにそこには想いがある。
これこそが
日本建築の奥ゆかしさだと思いませんか?
ワタシたちの家づくりでも
すべてを
効率だけで埋め尽くすのではなく
余白や遊び心を大事にしたいものです。
リビングの一角…
廊下の端…
窓辺のちょっとしたスペース…
ついつい
オシャレな家具や小物を探したりして
モノを置きたくなりますが
あえて
そこに何も置かない
「間」があるからこそ
暮らしにも心にも
ゆとりが生まれるような気がします。
今の家づくりに…
笑意軒は
300年以上前の建物ですが
そこにある考え方や工夫は
今の家づくりにも
通じるものばかりだと思います。
・固定概念から離れること
・窓で景色を切り取ること
・素材で空間のやわらかさをつくること
そして
何より余白で心を整えること。
これから家を建てるアナタにも
そんな日本らしい美しさを
少しでも感じてもらえたらと思います。
ワタシたち暮匠は
そうした想いをこめて
これからも家づくりに取り組んでいきます![]()
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家づくりのご相談は
24時間受け付けております!
お気軽にお声掛けくださいネ![]()
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それでは
今日はこれでオシマイ![]()
では、また明日![]()
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