2026.02.10
「高性能住宅」のはずが息苦しい? 数値だけでは測れない住み心地。
NO.1031
家づくりを考え始め
展示場まわりをしていると
「断熱性能はこれくらい必要です」
「気密はこの数値が理想です」
そんな説明をたくさん受けるようになります。
とくに寒さの厳しい地域では
性能の話はとても大切ですよね!
ここ富山のように冬が長く
雪や湿気とも付き合っていく土地なら
なおさら外せない大事な話です。
ところが
「暖かいはずなのに息が詰まる…」
「家にいると気持ちが休まらない…」
そんな後悔の呟きを見ることが
最近、多くなった気がします
一体どんなことが起きているのか?
きょうは、そんなお話です。

ブログを書いているのは
富山県砺波市の工務店
株式会社暮匠(くらしょう)です。
自然素材の家でありながら
許容応力度計算による
「耐震等級3を標準仕様」とし
あなたと家族の
命を守る家づくりをしています!
バカがつくほど構造と性能にこだわる社長の
姉さん女房こと小橋博美が
365日ぶっ続けで書いています![]()
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もともと強い家づくりを
心掛けてきたワタシたちですが
能登半島地震の倒壊の惨状を
現地で自分の目で確認したときに
家のつくり方次第で
こんなにも人の命を左右するのだと
あらためて痛感しました。
いま住んでいる家で
これから建てる家で
また大きな地震が来た時に
ひとりでも多くの人が
命を落とさぬよう
家づくりを考える人が
間違った道に進まぬよう
正しい道しるべでありたい。
そんな想いで
毎日投稿しています!(●’◡’●)
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初めましての人はコチラから
→「ブログを始めた理由」
どうしても読んでほしい投稿
→「大工社長が下請けをやめた理由」
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2026.2.10

> 暖かいのに、なぜか息苦しい…
きょうの例はネットで見かけた
建てて後悔した
あるご夫婦のお話です。

そのご夫婦も
「一年中快適な家」を目指して
マイホームを建てました。
断熱と気密を最優先し
窓はできるだけ少なくして
冬でも暖房は控えめで
光熱費も抑えられています。
ところが暮らし続けてみると
昼間でも照明が必要な暗さで
空気の動きが感じられないどんより感…。
朝起きてカーテンを開けても
外の景色が見えないため

毎朝、子供に聞かれるたびに
なんだか申し訳なくなると言うのです。
外とのつながりを感じられない閉塞感に
少しずつ違和感を覚えるようになり
「家なのに、どこか外に出たくなる」
ようは・・・
「家にいたくない」
そんな気持ちが芽生えるようになったそうです。
家にいたくないって
とても悲しいことですよね… ಥ_ಥ
じつはコノ家・・・
なぜなら
リビングには
南側に掃き出し窓が1枚だけ。
外の光は限られ
昼間でも照明をつけないと暗く
風も抜けないので
家の中の空気が重く感じる。
冬の暖かさと引き換えに
リビングはまるで
「閉じ込められた箱」のような
空間になっていたのです。
ちなみになんですが・・・
もしかして

そう思っちゃいました?
じつは
窓あるあるなんですが
窓の向こうがすぐ隣の家だったり
大通りに面していたりすると
昼間でも
カーテンが閉めっぱなしなんですよ!
アナタも見たことありませんか?
便利の良いところに立ち並ぶ家の窓…
昼間でも分厚いカーテンが閉めっぱなし!
何のために
便利なところに家を建てたのか?
ちょっと勿体ないと思いませんか?
> 数字では測れない「居心地」
たしかに家は
性能が高い方が
快適なのは違いありません。
でも・・・
数値だけでつくった家が
快適だとは言えないでしょう。
たとえば
この夫婦の家のように
気密の数値だけを追い求めるなら
極力窓を小さくして数も減らせば良いのです。
でも
その代償が
暗さと閉鎖間と息苦しさなわけです。
家って、そうじゃないですよね?
断熱と気密
省エネも考えながら
いかに居心地よくできるか!
どんなに高性能な家でも
家にいたくないような家では
意味がありません。
居心地と言うのは
カタログや性能表からは分からないものです。
住んでみないと分からないからこそ
そこは建築のプロである
設計者からの提案力だと思うのです。
「高性能な家=窓を減らす」という考え方で
いまだに窓のない家が最先端のように
とらえられていますが
ワタシは
あの窓のない家を見るたびに
心配になって仕方がないのです!

窓があるから
性能を保てないとは限りません。
窓の数ではなく
窓のつくり方で
居心地は良くなる!
断熱性能の高い窓を選びながら
光を取り入れる位置を考える。

計算された軒の出で
冬は最大限に日差しを取り入れ
夏には日差しを減らす。

植栽で日差しを
優しく調整するのも良いですね!
ちゃんと考えれば
高性能と心地よさは
きちんと両立できるのです。
> 数字だけで快適にはならない
もし今・・・
まさしく家づくり中であるなら

「この数値はとても優秀ですよ!」
そんな説明を受けていたなら
こんな質問もしてみてください。
・この家の中で、朝日はどこから入りますか?
・風は、どんなふうに流れますか?
・季節の変化を、どこで感じられますか?
数値の先にある暮らしは
そこに住むアナタにしか
想い描くことは出来ません。

そんな後悔をしないように
きょうのお話を思い出していただけたら
とっても嬉しいです!
> 居心地に自然素材がお手伝い
もうひとつ
ぜひお伝えしたいのが
自然素材の心地よさです。
冬の暖かさは
床暖房ありきだという考えもありますが
ワタシたち暮匠では
冷たくない床で
オーナー様方に喜んでいただいています。

無垢の床
中でも杉は人肌に柔らかく
床下から天井裏まで
空気を循環させることで
冬でもほんのりあたたかい
冷たくない床をつくることが出来ます。
床暖房の多額のメンテナンス費用は
一切かからないのです。
そして
漆喰や珪藻土の壁は
湿気を調整し
空気を柔らかくしてくれます。

家中が白くても
クロスのように眩しくないのも
塗り壁の嬉しいところですね~ (*^▽^*)
木の香りや肌感
漆喰や珪藻土の質感は
知らず知らずのうちに
家族の心を落ち着かせてくれるのは
オーナー様からの声からも分かります。
数値では表せない
「安心感」や「ぬくもり」は
こうした自然素材から生まれるものだと
ワタシたちは信じているので
暮匠では
全棟「自然素材」を
標準仕様としています!
数字は性能を見える化したものですから
大切なコトには違いありません。
暮匠でも
高性能住宅をスタンダードに!と
日々努めています。
でも
それと同時に大事にしたいのは
やはり
そこで暮らし続けていく
お客様の居心地です。
ぜひ!
家づくりを考えるアナタ自身で
数字の奥の暮らしを
想い描いてほしいと思います。
家づくりのご相談は
24時間受け付けております。
お気軽にお声掛けくださいネ!(❁´◡`❁)

それでは
きょうは、これでオシマイ!
また、あした~ ヾ( ̄▽ ̄)



