先祖代々の梁を使用した和の平屋
富山県砺波市 N様邸
新築 (平屋)
延べ床面積 | 220.2㎡ |
UA値 | 0.44W/(㎡・K) |
*HEAT20 | G1クラス |
*断熱性能 | 断熱等級6 |
お子さまの就学に向けて、本家敷地内の納屋を解体して新築を建てられました。
N様ご夫婦には、代々、家を支え、家族を見守ってきた立派な梁を「新居で使いたい」という想いがあり、リビングの梁として復活させました。
歴史と想いを住み継ぎながら、新たなご家族の夢も詰め込んだ、大きな和モダンな平屋です。
お祖母さまの「近所の工務店にしておいたら?」という一言から、暮匠にご相談に来られ、家づくりのお手伝いをさせていただきました。
受け継いだ立派な梁を大切にして、これから何代先までもずっと「木」と暮らしていただきたいものです。
重厚な梁のある木と暮らす家
歴史を感じる堂々とした姿は、新しい木材では出せない風合いがあります。 世代が変わっても使い続けられるのは、本物の木だからこそ。 新たな住まいでもご家族に寄り添い、暮らしを見守っているかのようです。
重厚な梁のある木と暮らす家
リビングの横には、真っ白な塗り壁に囲まれたタイルテラスの中庭があります。 プール遊びをしたり、BBQをしたり、ご近所さんを一切気にすることなくおうち時間を満喫できますね。 この中庭のおかげで、LDKの窓にはカーテンがいりません。 日中はたっぷりの自然光が射し込んで明るく、開放的! カーテンがないおかげで、空間もより広くスッキリとしてみえます。
重厚な梁のある木と暮らす家
キッチン正面には、イチョウの一枚板のカウンターを設置しました。 ご夫婦ともに日本酒を嗜むので、「居酒屋のような雰囲気」をイメージしたダイニングです。 料理をしながら、会話をしながら食事が楽しめ、夜の晩酌が待ち遠しくなりそうですね。
木の香りを楽しむ玄関
家の顔でもある「玄関」は、ガルバリウム外壁と木を組み合わせてカッコよく仕上げました。 玄関ポーチは、奥さまのリクエストで「米杉」を使用しています。 選ばれた理由は、特有の「芳香」。甘く爽やかな香りに包まれているだけで、とっても癒されます。
木の香りを楽しむ玄関
一歩中に入ると、広々とした玄関ホールに、蔵戸をイメージした深い赤色の造作建具が目を惹きます。 実はこの上品な赤色を、キッチンやトイレなどにもさりげなく取り入れています。 ヒノキ(床)・スギ(天井)の木調や、塗り壁の白とも調和し、落ち着いた印象を与えてくれます。 クローゼットにも「ウッドワン」の無垢材の建具を選び、自然素材をふんだんに使用した温かく心地よい玄関になりました。
木の香りを楽しむ玄関
インナーガレージにも、リビングにもつながっていて、お出かけ動線・帰宅動線がスムーズ。 N様邸では、大きなインナーガレージに加えて、奥にサブガレージも備えており、もちろんどちらのガレージからも直接家の中に入れるようになっています。 広い土間には、可動棚やポールが設置されているので、外で使う物をキレイに収納しておけますね。
生活動線が快適な小上がり寝室
ワークスペースとしても使えるように、可動式のカウンターと棚を設置しました。 造作家具もよいのですが、可動棚は生活スタイルが変わっても、自由に作り変えることができてとても重宝します。
生活動線が快適な小上がり寝室
さらに嬉しいのが、寝室から水廻り、LDKへの回遊動線です。 主寝室→クローゼット→ストックスペース→洗面→ランドリールーム(浴室)へと行き来できて、家事が楽にこなせるだけでなく、来客中でもリビングを通らずに入浴や身支度ができて便利です。